藤原 美智子 (2005/11/25)

  スタイルのある人と美しい人。

  どちらかを選ぶとしたら

  私は迷わず前者を選ぶ

     -     -     -

  スタイルとして確立した魅力は

  自分が投げ出さない限り、

  逃げてはいかない

     -     -     -

  美しさだけでは魅力につながらないし、

  それは徐々に消え失せていく

     -     -     -

  自然体という名の落とし穴

     -     -     -

  自然という言葉を使うと

  落ち込むことから免れるような気がするけれども、

  これが落とし穴。

  開き直りを“自然体”という

  便利な言葉にすり替えているだけなのだ

     -     -     -

  自分を放棄してしまった、というような姿

     -     -     -

  外観の変化が自信と意欲へと繋がり、

  そして本当に出来る女へとサクセスしていく

     -     -     -

  前向きな気持ちを後押ししてくれる装いの効果

     -     -     -

  余分なものがいっさいないこと。

  シャープな女をひとことで表すと

  そうなるだろうか。

  ものや人に執着しないで、

  自分に必要なものや必要のないものが

  はっきりとわかって行動できる辛口の女。

  自分の中に揺るがない基準があるので

  迷いがない

     -     -     -

  自分を演出することは、

  自分を直視するという行為抜きにしては

  成り立たない

     -     -     -

  自分から行動を起こす範囲というのは、

  案外狭いものだ

     -     -     -

  億劫でも無理矢理でも行動すると、

  そこに予期せぬ発見や

  喜びを見つけることができる

     -     -     -

  「私は、こんなタイプの女」と

  決めつけている人も多い。

  もったいない

     -     -     -

  ひとりの女性の中に同時にある、

  様々な美しさ。

  それを表現するのがファッションであり、

  ヘアスタイルであり、

  メイクなのだ

     -     -     -

  大人度がなければならない

     -     -     -

  社会の中で、

  きちんと人と関わることができて、

  落ちついてものごとに対処できる

     -     -     -

  二十代の半ばを過ぎると、

  だんだん人とのつきあいも広がってくる。

  仲間うちの交遊関係の中だけにはいられない。

  社会の中で

  初対面で自分を判断される機会もある